タイトルイメージ
本文へジャンプ
 

閉じ込められた感情を開放します
あなたの悩みを聞いて、アンデスの世界観からアドバイスします


アンデスの世界観

ここに記載する内容は主に、ケロ出身のアンデス司祭であるニコラス・パウカル著書およびセミナー、また彼と彼の精神的兄弟であるスペイン人のミゲル・バルツのビデオ等から学んだことをもとに、私の解釈で書いています。ここに載せる内容が全てではなく、また別の考え方や見方・解釈の仕方も多く存在しているということをご了承ください。アンデスの世界観を、私たちが日常生活の中で取り入れて、自分自身を癒し、人間として進化するために役立つように、できる限り簡潔に、分かりやすくまとめたつもりです。

三つの世界

アンデスの世界観によれば、この世界は三つに分かれています。また、これら三つの世界を合わせて、カウサイ・パチャ(Kawsay Pacha)と呼びます。ケチュア語でカウサイは「存在」「生きる」などを意味し、パチャは時間と空間(コスモ、宇宙、世界)を表します。カウサイ・パチャは、7つのアンデス法の最後の法でもあります。

三つの世界は、アンデス十字(チャカナ)において、縦に描かれる線上の三点(上:ハナ・パチャ 中:カイ・パチャ 下:ウフ・パチャ)で表されます。それぞれの世界が、お互いに補いながら、33.33%ずつの割合で同時に存在しています。

各世界についてそれぞれ下記のリンクで説明しますが、対応する人間の体と病気の関係や、癒しについて重点を置いて説明していきたいと思います。

上: 天空世界ハナ・パチャ(Janaq Pacha)
中: 地上世界カイ・パチャ(Kay Pacha)
下: 地下世界ウフ・パチャ(Uju Pacha)

意識レベルの進化

アンデスの世界観によれば、人間の意識レベルは、下記の9つの段階に分かれていて、地球レベルから宇宙レベルへと順番に上っていく形で進化していきます。つまり、三つの世界(ウフ・パチャ、カイ・パチャ、ハナ・パチャ)の下から上に順にレベルが上がっていく形になります。私たち人間は、この地球上で、それぞれ個人が独自の経験を通して学び、意識レベルを進化させていくために、生まれてきたと言えます。

第一レベル: パチャママ(Pachamama)
第二レベル: ルナ(Runa)
第三レベル: ハンピック(Jampiq)
第四レベル: パンパ・ミサヨック(Pampa Missayuq)
第五レベル: アルト・ミサヨック(Altu Missayuq)
第六レベル: クラック・アクジェック(Kuraq Akulleq)
第七レベル: インカ・マルコ(Inka Malqo)
第八レベル: サパン・インカ(Sapan Inka)
第九レベル: タイタ・インティ(Tayta Inti)

それぞれのレベルについての詳細は、こちらをご覧ください。。

尚、9つではなく7つのレベルで説明する場合もあるようです。また、他にもいろいろな説があると思いますが、ここではケロ村出身のアンデス司祭ニコラス・パウカルによる説明を基にしています。

二元性

二元性というのは、相対する二つのものが存在するということですが、アンデスの世界観による二元性は、「お互いの違いを認め合い、片方を排除することなく、補い合いながら共存する」という考え方に基づいています。「善悪」「真偽」のように区別して、一方を差別し、排除する考え方とは異なります。

彼らの二元性では、右側を「パニャ(Paña)」(男性的なもの)、左側を「ジョケ(Lloq’e)」(女性的なもの)と呼びます。また、この二つをつなげるもう一点、「ヤナンティン(Yanantin)」が存在します。ヤナンティンは、パニャとジョケ、つまり男性的なものと女性的なものをつなぎ合わせ、共存を可能とさせるものです。この概念は、アンデス社会において、性質を異なる者同士の相互依存と補完的な関係を成立させるための基盤となっています。

アンデス十字(チャカナ)において、横に描かれる線上の三点(右:パニャ 中:ヤナンティン 左:ジョケ)で表されます。

二元性についての詳細はこちらをご覧ください。

ヤナンティン(Yanantin)・マシンティン(Masintin)

ヤナンティンとマシンティンは、アンデスの男女間および同性間の関係の調和を保つための原則です。それぞれ補完的に機能し、アンデス社会の秩序を保つのに役立ってきました。

ヤナンティンとマシンティンについての詳細はこちらをご覧ください。

アンデス十字(Chakana)

チャカナ (Chakana)と呼ばれるアンデス十字は、ケチュア語で「橋」を意味し、各世界を結ぶ架け橋のことです。その形は、4つの星からなる南十字星(みなみじゅうじ座)に由来すると言われています。

アンデス十字は、アンデスの世界観の基本となる二つの概念、三つの世界二元性を表しています。北・南または上・下(三つの世界を表す)、西・東または右・左(二元性を表す)と、中央の5つの点から構成されます。

アンデス十字についての詳細はこちらをご覧ください。

フチャ(Hucha)とサミ(Sami)

意識レベルの進化の、第四レベルの説明で触れますが、意識レベルが第四レベルまで達すると、ポジティブ/ネガティブのような区別をしなくなり、善悪の判断をすることが無くなります。全ては中立であり、常に変化し、変換が可能であるということを、はっきりと意識し、理解することができます。変換が可能ということはつまり、影響される前に、自分が影響を与えることができるということです。また、不利と見なされるものを逆に利用して、自分自身を豊かにするために、自ら変換して有意義に使うことができるようになります。これは、フチャ・ミクイ(Hucha Mikhuy)とも関係してきます。

アンデスの世界観では、エネルギーを「ポジティブなエネルギー」と「ネガティブなエネルギー」のように区別するのではなく、「洗練されたエネルギー=サミ(Sami)」「重いエネルギー=フチャ(Hucha)」として捉えます。そして、それぞれのエネルギーが個別に存在するのではなく、一つの生きたエネルギーが存在し(そのエネルギーのことを「カウサイ」とも呼びます)、常にサミからフチャ、フチャからサミへと変化し、変換を繰り返します。また、サミとフチャは相対的なもので、例えば意識のレベルが第四レベルの人にとっては重たいフチャのエネルギーも、第三レベルの人にとっては洗練されたサミになります。

フチャとサミについての詳細はこちらをご覧ください。

7つのアンデス法

アンデスにおいて、人々が自然界と調和しながら生存するために、日常生活の中で適用されてきた7つの法があります。法といっても、外部から命じられた法律や規則というものではなく、伝統的に習慣として受け継がれてきた、より良く生きるための生活の知恵といえると思います。ですから、非常に実践的です。

7つのアンデス法についてそれぞれ下記のリンクで説明しますが、概念を理解するというよりも、自分たちの生活の中でどのように適用し、実践していけるかということを考えながら読んでいただければと思います。

① カウサイ(Kawsay)
② アンヤ(Anya)
③ ムナイ(Munay)
④ ヤンカイ(Yankay)
⑤ ヤチャイ(Yachay)
⑥ アイニ(Ayni)
⑦ カウサイ・パチャ(Kawsay Pacha)